東京外為市況=株高に追随せず、102円台前半

2016/06/29 16:58:51

 29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=102円台前半。
 欧米株価が反発したことを受け、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退し、比較的安全な通貨として買われていた円を売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は102円台後半で始まった後、日経平均株価は欧米市場のリスク選好的な流れを引き継ぎ堅調に推移したが、円相場は株高に追随せず、ポジション調整のドル売り・円買いが優勢となったため、102円台前半での推移となっている。政府・日銀が今朝開いた英国の欧州連合(EU)離脱後2度目の会合で、目新しい材料が出てこなかったことも、ドル売り・円買いにつながったとの見方もあるようだ。

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