東京外為市況=102円台後半での取引

2016/07/01 10:41:55

 1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=102円台後半での取引。
 前日の海外市場では欧米株高を背景に投資家の取引姿勢が前向きになり、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが先行した。東京市場では、海外の流れを引き継いで始まった後、もみ合う展開。日銀が6月の企業短期経済観測調査(短観)を発表したが、景況感を示す大企業製造業の業況判断指数(DI)が前回調査と比べて横ばいだったことなどから、市場関係者は「日銀による追加緩和の思惑は高まらず、様子見となっている」と指摘している。

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