東京外為市況=終盤にかけて急速に円安進行

2016/07/14 16:54:55

 14日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=105円台半ば付近。
 取引中盤までは、ここ数日の円安・ドル高基調に対する反動から調整的な円買い・ドル売りが見受けられたことから、1ドル=104円に面合わせをする場面もあるなど円高・ドル安が進行。しかし取引終盤にかけて、欧州勢と見られる仕掛け的な円売り・ドル買いが優勢の流れへと転じ、一時は同105円台後半まで急速に円安・ドル高に振れる格好。円売り一巡後は、安値拾いの円買いが入り同105円台半ば付近での取引となった。市場では、英国が欧州連合(EU)離脱を決めてから初の金融政策委員会が今夜行なわれ、政策金利を引き下げるかどうかに注目が集まっている。

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