東京外為市況=一時106円台を付けるも、その後円安一服

2016/07/15 16:57:06

 週末15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 午前中は、フランスでのトラック突入テロの報を受けてリスク回避的な円買い・ドル売りが見受けられる場面もあったが、それも長くは続かず日経平均株価の上昇や中国の良好な経済統計を受けて再び円売り・ドル買いの流れとなり、一時は英国の欧州連合(EU)離脱決定前以来の円安・ドル高水準となる1ドル=106円台を付けた。午後に入ってからもある程度は106円台で推移していたが、終盤にかけて安値拾いの円買いが見受けられたことなどから、過度な円安は一服して同105円台後半での値動きとなった。また、一部通信社が米経済学者クルーグマン氏の「日本はヘリコプターマネー(対価を取らずに大量の貨幣を市中に供給する政策)を採用する必要はない」とのコメントを報じたことで、終盤の円の買い戻しにつながったと見る向きもある模様。

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