東京外為市況=円相場は106円台前半での取引

2016/07/25 16:57:51

 週明け25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 前週末の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=106円台前半で始まった。その後は、実需筋のドル買い・円売りが優勢となり、106円70銭台まで円安・ドル高に振れる場面がみられたものの、東京株式市場のマイナス転落を受けて円が買い戻され、取引終盤は概ね106円台前半で推移した。黒田日銀総裁が23日に「必要であれば追加的な金融緩和措置を講じる」と発言したが、ドル・円相場への影響は限られた。市場では「26、27日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、28、29日の日銀金融政策決定会合を控えているため、様子見ムードが強まっている」との指摘が聞かれた。

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