東京外為市況=105円台半ばでの取引

2016/07/27 16:54:31

 27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ばでの取引。
 前日の海外市場では、良好な米経済指標や米金利の上昇を受けドル買い・円売りが優勢の取引。東京市場でも海外の流れを引き継いで始まった後、円は弱含んだ。正午前後に日本政府が50年債の発行を検討しているとの報道や、来週閣議決定する経済対策の規模が27兆円規模になるとの報道が伝わったことを受け、一時106円台半ばまで円安が進んだ。ドル買い一巡後は、105円台半ばでのもみ合いとなった。市場筋は「円は経済対策に対する思惑に振り回され、荒い値動きとなった」と語った。

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