東京外為市況=103円台半ばでの取引

2016/07/29 16:59:55

 29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=103円台半ばでの取引。
 海外市場の流れを引き継いで始まった後、午前中は調整のドル売り・円買いが優勢の展開。早朝に1ドル=105円台前半から一気に103円台前半まで2円近く急伸し、直後に104円台後半に戻す動きがあった。午後は日銀の追加緩和が市場予想に届かなかったため、失望の円買いが強まり再び103円台に。市場筋は「日銀決定会合は3次元の緩和手段のうち、ETF増額にとどまった。国債買い入れ増額やマイナス金利の深掘りなどフルセットで緩和すると見込んでいた向きにとって期待外れの内容となった」と語った。

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