東京外為市況=一時104円台後半

2016/10/13 10:27:45

 13日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時、1ドル=104円台後半と2カ月半ぶりの円安ドル高水準で取引された。
 前日の海外市場では、米国が年内に追加利上げに踏み切るとの見方が強まり、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。英国の欧州連合(EU)離脱問題に対する投資家の過度な警戒感が和らいだことも、比較的安全な資産とされる円の売りにつながった。東京市場でも海外の流れを引き継いで始まった後、円が弱含んでいる。市場では「104円台にしっかり乗せたことで105円の節目が意識され始めた。ただ、米国の年内利上げはかなり織り込まれ、105円を大幅に超えて円安ドル高が進むのは考えにくい」との声があった。

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