東京外為市況=108円を挟んだ動き

2016/11/15 11:12:05

 15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円を挟んだ動きとなっている。 前日の海外市場で欧州株高や米長期金利の上昇を受けてドル買いが先行し108円台に乗せたため、本日の東京も円安歩調。ただ、108円台前半では利食いのドル売りもみられ、一本調子の円安にはなっていない。市場筋は「トランプ次期政権がインフラ投資を通じた財政拡大策を取る方針を示していることからインフレ期待が強まり、米長期金利が約1年ぶりの高水準を付けたことが、ドル強含みの背景」と指摘した。

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