東京外為市況=114円台前半での取引

2016/12/09 10:43:23

 9日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=114円台前半での取引。
 前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和の延長を決めたことを受けて欧米の株価が上昇。投資家の積極姿勢が増し、比較的安全な資産とされる円が売られドルを買う動きが先行した。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、円が弱含んでいる。市場では「ECBは国債など資産購入額の縮小を決めたが、緩和の延長期間が予想より長かったので好感された」との声があった。

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