東京外為市況=111円台後半での取引

2017/02/07 10:35:42

 7日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半での取引。約2カ月ぶりの円高水準。
 前日の海外市場では、米利上げ観測の後退を背景に円買いドル売りが優勢だった。大統領選が今春行われるフランスで欧州連合(EU)離脱を巡る動きなどの警戒感が高まったことも、比較的安全な資産とされる円を買う動きにつながった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、狭いレンジでもみ合っている。市場では「トランプ米大統領の円安誘導批判も円が買われやすい要因になっている。日米首脳会談までは神経質な値動きになるだろう」との声があった。

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