東京外為市況=110円前半での取引

2017/06/09 10:55:38

 9日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=110円前半での取引。
 前日の海外市場では、米政権のロシア疑惑に関するコミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言で、政権にとって決定的な打撃となる内容がなかったとの見方から、投資家のリスク回避姿勢が後退。安全資産とされる円を売ってドルを買う動きがやや優勢となった。東京市場でも海外の流れを引き継いで始まった後、円が弱含んでいる。英総選挙で与党・保守党が過半数を維持できないとの出口調査結果が伝わり、ポンドが対ドル、対円で急落したものの、ドル円相場への影響は限定的。市場では「英国の材料では、ドル円は動きくく、小幅な値動きに終始するだろう」との声が聞かれた。

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