東京外為市況=109円台後半での取引、約2カ月ぶりの円高水準

2017/08/09 10:36:26

 9日午前の東京外国為替市場の円相場は、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=109円台後半での取引。
 トランプ米大統領が8日、核兵器開発を続ける北朝鮮に対して強い警告を発したことを背景に、地政学リスクが意識され、比較的安全とされる通貨の円を買う動きが優勢。また、東京株式市場が大幅安となったことも投資家のリスク回避志向を強め、円買いにつながった。市場では「北朝鮮の動向次第では、一層の円高もあり得る」との声が聞かれた。

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