東京外為市況=110円を挟んでの取引

2017/08/09 16:40:33

 9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円を挟んでの取引。  トランプ米大統領が8日、核兵器開発を続ける北朝鮮に対して強い警告を発したことを背景に地政学リスクが意識され、比較的安全とされる通貨の円を買う動きが優勢。また、東京株式市場が大幅安となったことも投資家のリスク回避志向を強め、円買いにつながり、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=109円台後半で推移。株式が大引けた後の時間帯では、ドルがやや買い戻され110円を挟んで取引された。市場筋は「リスク回避の円買いは、いったん収まった格好のようにみえるのだが」と語った。

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