東京外為市況=109円台半ば

2017/08/23 17:04:41

 23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台半ばでの取引。  前日の海外市場では、米税制改革期待などを受けた株高や米長期金利上昇を背景にドルを買って円を売る動きが優勢となった。東京市場では海外の流れを引き継いで109円台後半で始まった後、日経平均株価の反発を好感し109円80銭水準まで円安が進んだ。正午前にトランプ大統領が、メキシコ国境の壁建設資金をめぐり政府閉鎖も辞さない構えであることが伝えられるとドルは売られ、109円40銭台の円高となった。市場筋は「トランプ発言で様相が一変した。ただ、ジャクソンホールでのイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演を前に109円台は維持しそう」と語った。

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