外為市況=パウエル議長議会証言を受けて円は下落、一時107円台後半

2018/02/28 6:00:00

 27日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を前に模様眺めムードが強まった海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=107円付近で始まった。その後公表された証言草稿で、パウエル氏が「景気の見通しは強い」と自信を表明。米経済の安定成長には「政策金利を段階的にさらに引き上げるのが最善策だ」と指摘し、3月の追加利上げに強い意欲を示したことから、ドル買い・円売りが膨らむ展開。一時107円台後半まで円安・ドル高が進んだ。コンファレンスボードが発表した2月の消費者信頼感指数が130.8となり、前月改定値の124.3から6.5ポイント上昇。2000年11月以来17年3カ月ぶりの高水準となったこともドル買いを誘った。ただ、取引終盤にかけては持ち高調整のドル売りが見受けられ、107円台前半に水準を戻してもみ合う格好となった。市場筋は「3月の追加利上げ示唆は予想の範囲であったが、パウエル氏が経済が過熱すれば利上げペースを速める必要があるとの認識を示したことで、ドル買いが先行した」と語った。

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