外為市況=円は強含み、106円台前半

2018/03/02 6:00:00

 1日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=106円台後半で始まった。その後発表された米週間新規失業保険申請件数が1969年12月以来、48年超ぶりの低水準に改善したほか、2月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が市場予想を上回ったことで、ドル買いが優勢となり、一時107円台前半まで円安・ドル高に振れた。しかし、米株価が大幅下落となり、投資家のリスク回避姿勢が強まったため、一転して相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となり、取引終盤は106円台前半まで円高・ドル安が進行した。トランプ米大統領が、鉄鋼・アルミ輸入制限を表明したことで、保護主義の台頭や貿易摩擦激化への懸念が浮上した事も円買いを誘ったとみられる。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が上院で議会証言を行ったが、前月27日の下院証言を同様であったため、ドル・円相場の反応は限られた。

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