外為市況=円は上伸、一時105円台前半

2018/03/03 6:00:00

 週末2日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。
 前日にトランプ米大統領が鉄鋼などの輸入制限措置を発動する方針を表明したことで、保護主義の台頭や貿易摩擦の激化懸念が浮上。投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となった流れを継続。黒田東彦日銀総裁が国会答弁で金融緩和の「出口」について言及したことも円買いを誘い、アジア取引時間帯に105円台後半まで円高・ドル安が進んだ。ニューヨーク取引はこの流れを引き継いで始まった後、トランプ大統領が「貿易戦争は良いことであり、簡単に勝てる」とツイッターに投稿したことで、ドル売り・円買いが加速。一時105円20銭銭台を付け、2016年11月以来の円高水準となった。その後は週末要因からドルを買い戻す動きが見受けられ、105円台半ばでもみ合う格好となった。市場では「米国の輸入制限措置に対しては、中国などが強く反発。欧州連合(EU)は報復関税を示唆している。また、国際通貨基金(IMF)は米国経済への打撃も懸念しており、正式決定となれば一段の円高要因となる」との指摘が聞かれた。

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