外為市況=リスク回避姿勢が後退し、106円台半ば

2018/04/04 6:00:00

 3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台半ば。
 依然として米中間の貿易摩擦激化に対する懸念はくすぶっているものの、トランプ米政権のナバロ通商製造業政策局長が前日、米中が「貿易戦争」に突入する可能性に否定的な見方を示したことで、過度な警戒感が後退したことに加え、前日に大幅安となった米株価が反発していることを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、円相場は106円台半ばでの推移となっている。

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