外為市況=過度な円高の流れは一服

2018/05/31 6:00:00

 30日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
 再選挙が濃厚と前日に報じられていたイタリアで、一度組閣を断念した欧州連合(EU)懐疑派の2政党(「五つ星運動」と「同盟」)が再び連立交渉に着手。組閣作業を円滑に進めるため、経済相に推していたEU懐疑派のエコノミストであるパオロ・サボーナ氏に指名を辞退するよう申し入れたとの報が伝わった。マッタレッラ大統領がサボーナ氏の起用を拒否していたため、この報を受けてイタリア政局混迷などを背景とした過度な円高・ドル安の流れは一服。本日発表された今年第1四半期国内総生産(GDP)改定値などの主要な米経済指標は総じて低調だったが、これに対して為替相場の目立った反応はみられず、概ね1ドル=108円台後半での値動きとなった。ただ、市場からは「右派政党・同盟のサルビーニ書記長でさえEU離脱を否定していることから、イタリアはEUを離脱しない公算が大きいものの、政局の先行きを不安視している向きは依然多く、相対的に安全な通貨とされる円の先高感は強い」との声も聞かれた。

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