外為市況=FOMC待ちでもみ合い

2018/06/13 6:00:00

 12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 米朝首脳会談を通過し、市場の注目が明日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)に移るなか、米国の利上げペース加速への警戒感からドル買い・円売りが優勢となり、一時1ドル=110円台半ばまで円安・ドル高が進行した。しかしその後は持ち高調整のドル売りが入り、概ね110円台前半でもみ合い推移となった。市場では「米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化や体制維持などで合意したものの、具体策は示されなかったため不透明感は払拭されていない」との指摘が聞かれた。また、FOMCについて市場筋は「政策金利を0.25%ポイント引き上げるとの見方が大勢となっているが、今年の利上げ回数予想が3回から4回に引き上げられるかが注目される」と述べた。

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