外為市況=FOMC声明を受け、円は一時110円台後半

2018/06/14 6:00:00

 13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
 海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=110円台前半で始まった。その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが強まり、110円40銭付近でもみ合い推移が続いた、注目されたFOMCでは、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ、年1.75〜2.00%とし、14日から適用することが決まった。追加利上げは市場予想通りであったが、年内の利上げ回数の予想をあと2回に引き上げ、利上げペースを加速する方針を示したことから、声明発表後はドル買い・円売りが優勢となり、110円台後半まで円が売られる展開となった。しかし、予想を上回るペースでの利上げは米経済の成長を鈍化させるとの見方や、新興国通貨の過度の下落を招くとの警戒感が浮上し、取引終盤にかけては持ち高調整のドル売りが入り、110円台前半に水準を戻す格好となった。

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