外為市況=良好な米指標を受けて円は軟調

2018/06/15 6:00:00

 14日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 欧州取引時間帯には1ドル=109円台後半まで円高・ドル安に振れる場面がみられたものの、その後、本日発表された5月の米小売売上高が市場予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数も良好な内容であったため、これを受けてドル買い・円売りが優勢の展開。一時110円台後半まで円安が進んだ。ただ、同水準では持ち高調整のドル売りが入り、取引終盤は概ね110円60銭付近で推移した。
 ユーロは下落。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、政策金利の据え置きと年内の量的緩和終了を決定。政策金利については「少なくとも2019年夏まで現在の水準に据え置く」と表明したため、ユーロ売り・ドル買いが優勢の展開。1ユーロ=1.15ドル台後半を付け、5月30日以来のユーロ安・ドル高水準となった。

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