外為市況=材料出尽くし感漂う

2018/06/19 6:00:00

 週明け18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 前週末に米政府が中国に対し追加関税発動の方針を表明し、中国もこれに応酬するなど二大経済大国による貿易戦争突入への警戒感が燻っているものの、米朝首脳会談や日米欧の金融政策決定会合などといった重要イベントを前週に消化したことで材料出尽くし感が市場に漂ったためか、全般的に積極的な商いが控えられる格好。ドル・円相場は概ね1ドル=110円台半ば付近でもみ合う値動きとなった。
 ユーロ・ドル相場は、難民問題をめぐって対立していたドイツのメルケル首相とゼーホーファー内相の歩み寄りが報じられたことでユーロ買い・ドル売りが先行する場面もあったが、それも長くは続かずドル・円相場と同様に材料出尽くし感が漂ったことから積極的な商いは控えられた。

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