東京外為市況=株安を背景に、110円台後半

2018/07/02 16:12:41

 週明け2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 欧州連合(EU)首脳会議での不法移民・難民流入問題の進展を背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は110円台後半で始まった後、2日付の中国共産党機関紙・人民日報が中国の鍾山商務相が市場アクセスを大幅に拡大するとともに、いかなる種類の保護主義にも反対する意向を表明したと伝えたことを受け、米中貿易摩擦が回避されるとの期待感が浮上し、リスク回避姿勢が後退したため、一時は5月22日以来111円台を回復した。ただ、その後は軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したことで、円買い・ドル売りが優勢となり、110円台後半に巻き戻される展開となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ