外為市況=円相場は110円台半ば

2018/07/07 6:00:00

 週末6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 トランプ米政権は6日午前0時(日本時間午後1時)すぎ、中国の知的財産権侵害を理由に制裁関税を発動。年間約340億ドル(約3兆8000億円)相当の中国製品818品目に25%の追加関税を課す。中国政府は同時刻に同じ規模の報復関税発動に踏み切った。ただ、米中両国の動きは既に織り込み済みであったため、ドル・円相場の反応は限定的にとどまり、アジア・欧州取引時間帯は概ね1ドル=110円台後半で推移した。その後、本日発表された6月の米雇用統計で、非農業部門就業者数の伸びは市場予想を上回ったものの、失業率は悪化。平均時給の伸びも予想を下回ったため、ドル売り・円買いが優勢となり、一時110円30銭台まで円が強含みとなった。ただ、米国の雇用情勢は引き続き良好との見方から、一段のドル売りの動きには繋がらず、取引中盤以降は概ね110円40銭〜50銭台でもみ合い推移となった。

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