東京外為市況=円相場は約半年ぶりに112円台前半に下落

2018/07/12 17:00:00

 12日の東京外国為替市場の円相場は、112円台前半での取引。
 前日の米卸売物価指数が良好な内容となり、米国の利上げペース加速観測がドル買いを誘ったほか、米中貿易摩擦の激化による世界経済の減速懸念から、資源国や新興国の通貨を売ってドルを買う動きが広がった。これを受けて、ドル・円相場でもドルが買われる格好で、1ドル=112円台前半まで円は軟化。約半年ぶりの円安・ドル高となった。トランプ米政権による中国製品への関税強化に対し、中国政府が「質と量を組み合わせた総合的措置」で報復するとしているため、人民元安に誘導するとの思惑が浮上したこともドル買い要因になったとの見方もある。

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