外為市況=112円台半ばでもみ合い

2018/07/13 6:00:00

 12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台半ば。
 テクニカル的な円売り・ドル買いが見受けられた前日の流れを引き継いだほか、米中貿易摩擦の激化を受けて新興国や資源国への影響が懸念されたことから、新興国通貨を売ってドルを買う動きが強まり、これがドル・円相場にも波及する格好。ただ、ニューヨーク時間帯に入ってからは、急速に進んだ円安を受けて安値拾いの円買いが入ったためか、過度な円安の流れは一服して概ね1ドル=112円台半ば付近でもみ合う値動きとなった。市場からは「米中貿易摩擦の激化によりリスク環境が悪化しているにもかかわらず、相対的に安全な通貨とされる円が売られた前日の流れを懐疑的に見る向きからの円の買い戻しも入ったようだ」との声も聞かれた。

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