外為市況=低調な米経済指標を背景に、112円台後半

2018/07/19 6:00:00

 18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台後半。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日の議会証言で、追加利上げに意欲を示したことをきっかけにしたドル買い・円売りが継続し、海外市場では一時、1月上旬以来となる113円台を付けていた。ただ、その後のニューヨーク市場では、本日発表された6月の米住宅着工件数が市場予想を大幅に下回ったうえ、先行指標である住宅着工許可件数も予想を下回るなど、低調な米経済指標を背景にドル売り・円買いが優勢となり、112円台後半での推移となっている。市場では、米経済の加速は見込まれず、ドル高が今後も続く根拠が乏しいことから、米株価が崩れれば流れはドル安に反転する可能性があるという。

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