外為市況=東京時間帯に一時110円台後半、その後値を戻す

2018/07/24 6:00:00

 週明け23日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 トランプ米大統領が前週、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ姿勢に不満を表明し、ドル高についてもけん制したため、これを受けたドル売り・円買いの動きが継続。また、日銀が民間の銀行経営に配慮してイールドカーブ操作の目標変更を検討しているのではとの観測が流れ、23日の東京取引時間帯には一時1ドル=110円台後半までドル安・円高に振れた。ただ、急激な円高進行への警戒感から持ち高調整のドル買い・円売りが入り、欧州取引時間帯には111円台前半に水準を戻した。ニューヨーク取引開始後は、ムニューシン米財務長官の「通貨戦争はない」と発言したことや、低調な米中古住宅販売や米国債利回りの上昇で、111円台半ばまで円は軟化する展開となった。

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