外為市況=円相場は111円付近でもみ合い

2018/07/28 6:00:00

 週末27日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円絡み。
 海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=111円台前半で始まった。その後発表された米国の2018年4〜6月期実質国内総生産(GDP)は前期比4.1%増と3年9カ月ぶりの高い伸びを示した。個人消費や輸出が拡大し全体を押し上げており、米景気の好調を裏付ける内容となった。しかし、GDP発表後は目先の材料出尽くしとの見方が浮上したほか、低調な米企業決算を背景に米株価が下落したこともドル売りを誘い、110円70銭台まで円高方向に振れる場面がみられた。ただ商い一巡後は111円付近に水準を戻しもみ合った。市場筋は「取引参加者の関心は、来週の日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)に移った」と指摘した。

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