外為市況=手掛かり材料難により動意に乏しい値動き

2018/07/31 6:00:00

 週明け30日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 本日は主要な米経済指標の発表などがなかったことから手掛かり材料難に陥り、全般的に積極的な商いが控えられる格好。また、明日は経済指標の発表が多数あり、その中でも米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレの目安としている6月の米個人消費支出(PCE)物価指数に注目が集まっているため、その内容を見極めたいとの思惑が広がったことも商いを手控えさせる要因となり、ドル・円相場は概ね1ドル=111円近辺での動意に乏しい値動きとなった。市場関係者は「今週はPCE以外にも31日に日銀の金融政策決定会合の結果発表、8月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、3日に7月米雇用統計の発表など重要イベントが目白押しであり、これらの内容を見極めたいとの思惑からポジションを傾けづらくなったようだ」と指摘した。

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