外為市況=FOMC声明公表直後に円高進行も、その後一服

2018/08/02 6:00:00

 1日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台後半。
 ニューヨーク取引の序盤までは、前日の日銀金融政策決定会合などを受けて円安・ドル高が進んだ流れを引き継ぎながらも、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明公表を待ちたいとの思惑から積極的な商いが控えられ、概ね1ドル=112円近辺でもみ合っていた。取引中盤にかけ、7月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数の低調な内容などを受けて円高・ドル安が進み、同111円台後半で推移。取引終盤に連邦準備制度理事会(FRB)がFOMC声明を公表すると、大方の予想通り政策金利が据え置かれたことがわかり、これを受けて円を買い戻す向きが見られて同111円台前半まで円高・ドル安に振れる場面もあったが、声明の内容がある程度消化されると、米経済の先行きについて楽観的な見方が示され、9月利上げに含みを残す内容だったと受け止める向きが増えて円の買い戻しが一服。概ね同111円台後半での値動きとなった。

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