外為市況=イタリアの財政不安などを受け、111円台半ば

2018/08/07 6:00:00

 週明け6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台半ば。
 イタリアの欧州連合(EU)懐疑派政権がばらまき予算をまとめて同国財政を悪化させるとともに、財政規律に厳格なEUと衝突するのではないかとの懸念が広がり、ユーロ売り・ドル買いが先行したことから、ドル買いは対円にも波及したため、円相場は111円台半ばでの推移となっている。ただ、主要な米経済指標の発表がないことから、売り買いのきっかけとなる手掛かりを欠いたため、全般的に111円台半ば付近で値幅の狭い値動きとなっている。
 ユーロはイタリアの財政不安を背景に、一時は対ドルで6月下旬以来約1カ月ぶりの安値を付けている。

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