外為市況=米株高などを背景に、111円台前半

2018/08/08 6:00:00

 7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 トランプ米政権が7日に対イラン制裁の一部を再発動したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行し、一時は110円台後半を付ける場面も見られたが、ドル売り一巡後は本日発表された6月の米JOLTS(求人労働移動調査)求人件数が市場予想を上回ったうえ、4月に記録した過去最高件数付近にとどまるなど、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利上げに動くとの観測を支える内容となったほか、米株価が堅調に推移していることでリスク回避姿勢が後退し、ドルを買い戻す動きが優勢となったことから、円相場は111円台前半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ