外為市況=米中「貿易戦争」激化懸念を背景に、111円近辺

2018/08/09 6:00:00

 8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 米通商代表部(USTR)は7日、中国の知的財産権侵害に対抗し、貿易制裁関税の第2弾を今月23日に発動すると発表。これに対し、中国政府も同規模の報復措置を23日に発動すると表明した。米中両国が制裁と報復の応酬を繰り返す中、二大経済大国による「貿易戦争」が世界経済に悪影響を与えるのではないかとの懸念が強まったことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となったため、円相場は111円近辺での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ