外為市況=FFR待ちとなる中、111円近辺で小動き

2018/08/10 6:00:00

 9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 本日発表された米経済指標が強弱まちまちな内容となったことに加え、米中間の「貿易戦争」に関連した目新しい材料もないことから模様眺め気分が広がる中、本日からワシントンで開催される日米新貿易協議(FFR)の結果を見極めたいとの見方が強まり、111円近辺で小動きとなっている。FFRについては、両国の隔たりが大きく合意は難しいとされるが、日本側がエネルギー製品などの輸入拡大を提示し、米国側が自動車関税などの強硬策を留保するといった欧米の貿易協議に近い結果となれば、安心感とともにドル買いが予想される一方、米国が農産品の市場開放や2国間協定(FTA)の締結にこだわれば、協議がうまくまとまらず、リスクオフの円買いにつながる恐れがあるという。

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