東京外為市況=トルコ不安を背景に、110円台前半

2018/08/13 16:01:23

 週明け13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。  対米関係が悪化しているトルコのリラ急落を背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は110円台後半で始まった後、トルコのアルバイラク財務相が投資家の懸念を沈静化するための行動計画案があると表明したことや、銀行監督当局がスワップ取引の制限を発表したことから、リラが値を戻したため、ドル買い・円売りが優勢となる場面も見られたが、日経平均株価が7月11日以来約1カ月ぶりに2万2000円台を割り込んだほか、トルコ不安について、スワップ取引の制限などは一過性に過ぎず、早急に抜本的な解決策が出なければリラ安に歯止めはかからないとの見方が強まり、再びドル売り・円買いが強まったため、110円台前半での推移となっている。

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