外為市況=円相場は、110円台後半

2018/08/14 6:00:00

 週明け13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 アジア・欧州取引時間帯には、トルコの通貨危機を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となり、一時1ドル=110円付近まで円高・ドル安が進行した。しかしその後、トルコ・リラ急落による欧州銀行への影響は大きくないとの見方が浮上したほか、一部でトルコ当局に拘束された米国人牧師が近く釈放されるとの噂が広がり、米国の対トルコ制裁が緩和されるとの期待感から、ドルを買い戻す動きが優勢の展開。110円台後半まで円安方向に切り返した。ただ市場では「米国人牧師の釈放については、米国、トルコともに公式発言はなく不透明な情勢。ただ、急激な円高・ドル安への警戒もあり、ポジション調整の切っ掛けになったようだ」との指摘が聞かれた。

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