外為市況=円は軟調、一時111円台前半

2018/08/17 6:00:00

 16日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 中国商務省が貿易協議再開のため、今月下旬に代表団が米国を訪問すると発表したことで、米中貿易摩擦への警戒感が和らぎ、投資家のリスク先行姿勢が強まった。これを受けて、欧米株価が大幅上昇となったため、相対的に安全な通貨として買われていた円が売られる展開。一時1ドル=111円台前半まで円安・ドル高に振れた。ただ、米国の住宅着工件数が低調な内容となったほか、ムニューシン米財務長官が、トルコ当局が拘束している米国人のブランソン牧師を解放しなければ、同国に対する追加制裁を科す用意があると述べたことで、円を買い戻す向きが見受けられ、取引終盤は110円台後半でもみ合う格好となった。

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