外為市況=円相場は一時109円台後半

2018/08/22 6:00:00

 21日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 トランプ米大統領が前日、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに「感心しない」と不満を表明したことを受け、東京取引時間帯には一時1ドル=109円70銭台まで円高・ドル安に振れた。しかしその後は、米国の長期金利上昇を眺めたドル買いが優勢となり、110円台前半まで水準を戻した。トルコ・リラなど新興国通貨の下落が一服したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退したことも、円売り要因になったとみられる。その後は、明日からの米中貿易協議や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表、ジャクソンホールでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演などのイベントを控えて模様眺めムードが強まるなか、持ち高調整のドル買いが入り、110円40銭付近で推移した。

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