外為市況=円相場は110円台半ばでもみ合い

2018/08/23 6:00:00

 22日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を前に、持ち高調整のドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=110円台前半で始まった。その後は、米国とメキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の進展への期待からドル買い・円売りが優勢の展開。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ姿勢に不満を表明したことを背景にドルが売られ過ぎたとの見方もドルを買い戻す動きを促したとみられる。
 注目されたFOMC議事要旨では、早期の利上げが適切との見方が示されたが、市場では既に9月のFOMC会合での利上げを織り込んでいることに加え、貿易摩擦と制裁関税について「重大なリスク要因」と指摘されたことから、一段のドル買いには繋がらなかった。

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