外為市況=円相場は111円台前半に軟化

2018/08/24 6:00:00

 23日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、メンバーの多くが早期の利上げが適切と判断していることが明らかとなり、日米の金利差拡大への思惑が改めて意識され、ドル買い・円売りが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=110円台後半で始まった。本日発表された8月の米製造業PMI(購買担当者景況指数)速報値や、7月の米新築住宅販売件数は予想から下振れとなったが、円相場への影響は限定的にとどまった。その後は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が明日の講演で利上げ方針の継続を示唆するとの思惑が浮上したため、111円台前半まで円安・ドル高に振れる展開となった。

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