外為市況=円相場は確り、111円台前半

2018/08/25 6:00:00

 週末24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に、FRBの利上げ方針が維持されるとの見方や、米国の長期金利の上昇を手掛かりに、ドル買い・円売りが優勢となり、海外市場では一時1ドル=111円台半ばまでドル高・円安に振れる場面がみられた。ただその後は模様眺めムードが強まる展開。ニューヨーク取引はこの流れを引き継いで始まった後、パウエル議長の講演内容が伝わるとドル売り・円買いが優勢となり、111円10銭台まで円高方向に切り返す動きとなった。市場筋は「パウエル議長は段階的な利上げが適切とし、これまでのFRBの方針を改めて示したが、米国のインフレ率について、2%超に加速する明確な兆候はないとの見方を示したことが一部でハト派的と受け止められたようだ」と指摘した。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ