外為市況=新興国通貨の下落をきっかけに、111円近辺

2018/08/31 6:00:00

 30日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 本日発表された米経済指標が概ね予想通りの内容となったことで手掛かり材料難となる中、アルゼンチン中央銀行が大幅利上げに踏み切ったものの、アルゼンチン・ペソが急落し、トルコ・リラや南ア・ランドといった新興国通貨が下落したことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となったことから、円相場は111円近辺での推移となっている。また、貿易問題の本命である米中の交渉に依然として糸口が見出せないことから、再び米中貿易摩擦に対する警戒感も強まっているようだ。

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