外為市況=NAFTA再交渉などを控え、111円近辺でのもみ合い

2018/09/01 6:00:00

 週末31日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 日銀が9月の国債買い入れオペの回数を減らし、買い入れ額を増やすと発表したことから、金融政策の正常化に向けた動きとの見方が広がり、円買い・ドル売りが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、ニューヨーク市場の円相場は110円台後半で始まった後は、米国市場が3連休に入るため、連休前のポジション調整の売り買いにとどまったほか、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る米国とカナダの協議の行方を見極めたいとの見方が広がり、111円近辺でのもみ合いとなっている。また、トランプ米大統領が前日、中国からの輸入品2000億ドル相当を対象とする貿易制裁関税を来週にも発動することに前向きな姿勢を表明したことで、貿易摩擦激化への警戒感が広がっているようだ。

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