外為市況=良好な米雇用統計を受け、111円近辺

2018/09/08 6:00:00

 週末7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円近辺。
 トランプ米大統領が対日貿易赤字に不満を募らせ、日本に是正を迫る可能性があるとの一部報道を背景に、東京市場では110円台後半を付ける場面が見られたものの、その後のニューヨーク市場で本日発表された8月の米雇用統計で、非農業部門就業者数と平均時給が市場予想を上回り、今月下旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを確実視させる内容となったことからドル買い・円売りが優勢となり、円相場は111円近辺での推移となっている。ただ、トランプ氏は7日、対中制裁関税に関して「まもなく発動される2000億ドルに加え、追加で2670億ドル規模を用意している」と述べたほか、日本に関しても「もし、日本が米国と新たな合意ができなければ大問題になる」と述べたことで、一時は110円台後半に値を戻す場面も見られた。

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