外為市況=円相場は111円台前半

2018/09/11 6:00:00

 週明け10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=111円台前半。
 トランプ米大統領が対日貿易赤字の是正を求める可能性があるとの見方が引き続き円買いを誘い、東京取引時間帯は1ドル=111円を挟んでもみ合う展開。その後は、英国の欧州連合(EU)離脱交渉の進展期待から、投資家のリスク選好姿勢が強まったため円売りが優勢の展開となった。ただ、本日は主要な米経済指標の発表がないことに加え、米政権による対中制裁関税の行方を見極めたいとの思惑から積極的な商いは見送られ、ニューヨーク取引時間帯は概ね111円台前半で推移した。
 ユーロは確り。バルニエ首席交渉官が「8週間以内にEU離脱交渉が合意するのは現実的」と述べたことでポンドが上昇。ユーロもこれに連れる格好で堅調に推移した。

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