外為市況=円相場は112円付近でもみ合い

2018/09/15 6:00:00

 週末14日の外国為替市場の円相場は、1ドル=112円絡み。
 海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=111円台後半で始まった後、8月の米小売売上高が半年振りの低い伸びにとどまったことで、円が強含む場面が見られたものの、米長期金利の上昇を眺めて次第にドル買いが優勢の展開。112円10銭台まで円安に振れた。ただ、トランプ米大統領が2000億ドル規模の中国製品に対する追加関税措置を進めるよう指示したと報じられたことで、リスク回避的な円買いの動きが見受けられ、取引中盤以降は112円付近でもみ合い推移となった。市場筋は「米中両政府は、貿易摩擦緩和に向けた閣僚協議の再開する意向と報じられており、引き続き貿易協議の行方が注目材料となる。また、月後半には米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えており、当面は神経質な値動きとなりそうだ」と指摘した。

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