東京外為市況=円は軟調、112円付近で推移

2018/09/18 17:00:00

 18日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台絡み。  トランプ米政権が、中国からの約2000億ドル相当の輸入製品に10%の関税を課し、来年以降に25%へ引き上げる方針を示した。これを受けてリスク回避的な円買いが先行し、東京取引は1ドル=111円60銭台で始まった。しかし、年内の関税率が10%と第1弾、第2弾の25%から小幅な水準にとどまったことで、過度の警戒感が後退したため、次第に円売りが優勢となり、一時112円台前半まで円安方向に切り返した。ただ市場では「中国政府が追加関税に反発し、貿易協議再開に向けた代表団の派遣を取りやめると一部で報じられており、貿易摩擦激化への懸念は残る」との指摘が聞かれた。

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